王道の英語学習

日本人は学校で6年間も英語をやっているのに
英語が使える(話せる)ようにならない、とよく言われます。

ですが、果たして学校で習った英語を
しっかりとできるようにした人はどれくらいいるのでしょうか?


高校までに習った英語をきちんと理解する

実は、英語は高校までに習ったことがちゃんと理解できていれば、
あとはほんのちょっと練習をするだけできちんと話せるようになります。

ですが、よくわかっていない状態でいくら会話の練習をしても、
そこそこまでしかできるようになりません。


だからこそ、大人が英語を学ぶときには
まず最初に「やり直し」から始めて、
英語が「わかる」ようにしていく必要があるのです。


流行もわかるけれど・・・

いま、世の中には聞き流すだけ…や、〇〇式・〇〇メソッドといった
聞こえのいい文句の教材があふれています。

ですが、そうしたものをただやっているだけで、
本当に社会人にとって十分な英語力を身につけることができているのでしょうか?

週1・2回通って授業を受けるだけでも、
英語を使えるようにするには不十分です。

あなたの想像する「英語が使える」というレベルに英語力を上げるためには、
まずは基本となる英文法をおさえて、
そして毎日しっかりと音読や暗唱に取り組んで、
人に説明できるレベルまでやり込んで、できるようになるものなのです。


日本人に合った王道の学習法

そのため、大人の英語塾では、
小手先のテクニックだけを伝える指導はしていません。

きちんと中学・高校で習った英文法をできるようにするところから始めて、
読み書きをベースにしながら、英会話までつなげていく学び方を実践しています。

このやり方は、実は明治時代の頃から脈々と受け継がれる、
日本人の合った学習法の1つです。

明治時代は一気に英語の必要性が高まった時代ですが、
当時のインテリたちは、驚くべきスピードで英語を習得し、
海外から文明を取り入れて、世界と渡り合ってきました。

その結果、日本はすさまじい発展をすることになったわけです。
ネットもない時代になぜそんなことができたのか?
実はここに日本人が英語をできるようにするためのヒントが隠されているのです。


読み書きの徹底

彼らの学習は終始「読み書き」に徹底していました。

ネイチャーという世界的な雑誌に論文が掲載された南方熊楠は、
英語だけでなくフランス語やドイツ語などにも精通していたとされていますが、
彼の行なっていた学習法はとってもシンプルで、
英語で書かれた書物を辞書を片手に読み込んで、覚えるというものです。

そんなに簡単に洋書が手に入るわけではなかったので、
図書館に通い、英文を覚えて家に帰り、それを筆写していたという話が残っています。

どこまで本当かはわかりませんが、
少なくても読み書きをベースにした英語学習で
英語をできえるようにしたことは間違いありません。


読み書きを支える英文法

そして読み書きを支えているものはまぎれもなく英文法です。
単語がわかっていてもうまく訳せないという人や、
英会話で言いたいことが英語にできないという人は、
そのほとんどが英文法ができていないからです。

もちろん、英文法を学校で習ったやり方そのままに、
あまり面白くない講義で学ぶ必要はありません。

大人の英語塾は、より実践的に、
実際の英文で使われていた表現や、会話で使われるフレーズを素材にして、
英文法を学習していきます。

結局は丸暗記になってしまうような学習ではなく、
英語という言葉の仕組みを理解し、
明治時代の知識人たちがやったのと同じような、
王道の学び方で、確かな英語力を身につけられるように、
大人の英語塾はみなさんの学習をサポートしていきます。