人生はチョコレートの箱のようなものだ

英語表現のニュアンスをきちんととらえて、
ネイティブと堂々と話せる英語力を鍛える専門家、
さみーこと鈴木大樹です。

画像の説明

本日は高校生の生徒が見つけてきてくれた
お気に入りの英語フレーズを紹介します!

映画『フォレストガンプ』より

" Life is like a box of chocolates."
(人生はチョコレートの箱のようなものだ)

フォレストガンプは言わずと知れた名作映画の一つと思いますが、
この表現はお母さんがガンプによく言っていた言葉で、
映画のキャッチコピーにも使われています。


さて、この表現。
ポイントはchocolateの使い方にあります。

chocolateは不可算名詞といって
数えられない名詞にカテゴライズされます。

数えられない名詞は、
「世界一わかりやすい英文法」の関正生先生の説明によると、
『目に見えない・切っても同じもの』を表します。
チョコはいくら切ってもチョコですね。
手や口についたのもチョコだし、
箱に綺麗に入っている状態もチョコです。

なので、
「複数形にはできない」なんて思われがちなのですが、
ちゃんと複数形で使うことができます。
学校や文法書では、不可算名詞の複数形は種類を表すなんて
説明されていると思いますが
そんな覚え方しなくても大丈夫です。

名詞が数えられるか、数えられないかというのは
英語表現ではとても重要ですが、
これは単語によってすべてが決まっているわけではなく、
場合によっては使う人の感覚によって決まります。

今回の表現では、chocolateを
「数えられるもの=くっきりかたちのあるもの」として捉え、
それをchocolatesと複数形にすることで
いくつか別のカタチのチョコを
想像しているニュアンスになります。
つまり、いろんな種類の固形のチョコを
イメージしているわけです。

だから、「チョコレートの箱のようなもの」という表現には
いろんな味の、いろんなかたちのチョコが詰まっている=
人生にはいろんなものが詰まっている
という比喩表現になっているわけです。

細かいところですが、
もしこれがchocolateと単数扱いになっていると、
同じ味のチョコとかになっちゃうので、比喩になりません。
複数形にすることで、素敵な表現になっているのです。

ちなみにこの後には
" You never know what you're gonna get until you open it up."
(開けてみるまでわからない)と続きます。

ぼくは英語学習もlike a box of chocolatesだと思います。
開けてみるまで(やってみるまで)美味しさは(楽しさは)
わからない。
ぜひいろんな味を楽しんでもらいたいと思います。

それではまた。

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